斫り工事ってナニ?~解体工事との違い~
新築工事を除いて、
施工するまえには、既存の構造物を取り除く必要があります。
そこで行う工事が「解体工事」です。
新築以外の工事は、既存の構造物がありますから
「解体工事」という言葉は、聴き馴染みのある工事と思います。
いっぽう今回お話しする「斫り工事」は
あまり聞きなれない方も多いのではないでしょうか?
解体工事と混同されがちなのですが、
どういったところが違うのか?
その「斫り工事」の特長についてみていきます。
斫り工事ってどんな工事?
ウィキペディアによると、それぞれ以下のような解釈が掲載されています。
解体・・・ばらばらにすること
斫り・・・主に建設現場において、壁や土間などコンクリートで作られた構造物を壊したり
形を整えるために表面を鑿で削ったりすること。
人力によって行われる規模の作業を表すことが多い。
重機械によって建物そのものを取り壊す場合は
コンクリート造であっても斫りとは呼ばず、解体工事に分類される。
ここから両者の違いがおおまかに理解できますね。
① 重機を使った工事・・・解体工事
② 人力で行う工事・・・斫り工事
面積が小さい場合や、小規模な取壊し、部分的な解体などでは
斫り工事のほうが適しているかもしれません。
重機を使用しないぶん、費用もおさえられるといったメリットもあります。
工事をご検討されている方は、どうぞお気軽にご相談ください。