お知らせ | 足立区にある「有限会社 若林興業」|建設解体、斫り、毀工事

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有限会社 若林興業|お知らせ

古材を活用する~コスト計算と活用方法~

古材をリサイクル又はリユースするということは
資源の再活用として、モノを大切にすることを学ぶことともいえます。
伝統的な木組みで使用された木材から、先人の知恵と技術、歴史を知ることもあるでしょう。


ひとことで古材といっても、樹種や部位によって再利用の活用法は異なります。
竹は壁に埋め込んで、見切りや壁の模様として使われることがありますし
木材は、虫食いや腐食、欠損がなければ、ふたたび構造材として用いることも可能です。


意匠的には、萱葺きの民家で囲炉裏の煙に長年燻された竹や木材は
黒色や飴色の艶を放ち、その質感は再利用においても
独特の雰囲気で室内を印象付けます。


樹種による違いをいくつかご紹介していきましょう。

解体で木材を取り外してみると、マツなどはひねりが多く
固くなっていて修正挽きをしないと使えないものがあります。
しかし、修正挽きしてしまうと、古材の趣がなくなってしまう場合があり一長一短、悩ましいところです。


ヒノキは、古くなっても一皮めくると
比較的色つやの良い元の姿を見せてくれるものが多いです。
床の間や違い棚などに使われていたケヤキ板などは
幅が広いため、カウンターや玄関の踏み台、家具材、床の間板に転用しやすい素材といえます。
また、スギの天井板は、建具の板戸の板としても転用が可能です。

このように、古材は再利用できるものも多く
リフォーム時のコストダウンに効果的と思えますがここでひとつ注意しておきたいポイントがあります。
取り外す手間は、新材の購入よりも高くなってしまうケースもあるということです。


採算が合いやすいのは、欄間などの木彫り、大黒柱(ケヤキ)など効果で貴重な部位や樹種であるといえます。
「古材なので安い」というイメージは、リフォーム時に古材活用を検討する際にくつがえされるケースが少なくないのも事実です。


有限会社 若林興業は東京都足立区を拠点とし、建設解体工事、斫・毀工事などを行っております。

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