アスベスト解体工事の安全な手順について
アスベスト(石綿)はじつにさまざまな建築物に使われていて、
内装の天井材や床材、外壁などに使用されています。
アスベストによる健康被害が叫ばれるようになって、
2005年に法律が改定されたことをきっかけに
アスベストの撤去・除去作業を行う際には
きびしい規定が設けられるようになりました。
アスベストにかかわる関係法規を挙げると
・労働安全衛生法
・石綿障害予防規則
・じん肺法
・作業環境測定法
・作業環境評価基準法
・大気汚染防止法
・廃棄物の処理および清掃に関する法律
こんなにもたくさんあるのです。
これらの法律すべての規定に基づいて
除去作業を行いますので、
まさに、慎重に慎重を期す作業になります。
作業の手順は、現地調査を経て、施工計画を作成し、工事の届け出を出します。
実際の作業は、近隣や作業者に飛散を防ぐための措置を
しっかりと講じながらおこないます。
アスベストの解体は、平成20年は約55000件、平成30年には約60000件と増加し、
令和10年には最もピークを迎え、100000件に達すると予想されています。
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